ドイツ イダーオバーシュタインを訪ねて  by kuni-ima
1999年8月11日、今世紀最後の皆既日食がヨローッパで起こるということでド イツ南部へ日食の撮影も兼ねて鉱物採集旅行をした記録です。

8月7日

世界の宝石産業をリードする町IdarーObersteinに廃鉱になった鉱山があります。今は鉱山の内部の見学をしたり鉱物の試掘を体験できるようになっており観光客でにぎあっています。また、宝石店がたくさんあり、宝石博物館も市の中央部にあります
Edelsteinminen
鉱山の内部を見学するのに混み合う時期だったので順番待ちをして入ったが、ガイドが付いておりドイツ語のみだが説明があった。ドイツ語が解らなくても岩盤に水晶の入っているがまがたくさんあちこちに見られ、紫水晶が取れるしくみがよく理解できた。
水晶や瑪瑙の試掘の体験を申し込んだが人気があり予約制で1週間後に、試掘に挑戦した。午前の部と午後の部に分かれていて料金は25マルクだった。採れた物は持ち帰ることができる。坑道の中にはハンマーなどの岩をたたく道具は持ち込み禁止になっている。あらかじめ砕いてある石を坑道の外へ運び出し、外の広場で自分のハンマーを使って岩石を割って鉱物を探し出します。岩石を坑道の外へ運び出す道具は貸してくれる。良質の紫水晶などはなかなか採れないが、売店で売られており、ブラジル産かも知れないが、日本で買うよりは遙かに安かったので購入してきた。

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