| 奥三河に伝わる奇祭「花祭り」で有名な東栄町に、現役で絹雲母(きらら)を掘っている鉱山があります。(株)三信鉱工粟代鉱業所です。そこの硫砒鉄鉱や輝安鉱は昔からよく知られています。 |
目印の菱餅型の鉱物が確かにあります。ただし、真っ黒で光沢もありません。取り上げて指の先でもむと、不思議なことに鋼灰色に輝きます。それからは次々と見つけることができました。と、いっても黄鉄鉱ほど多くはありません。指でもむときれいに菱餅型になるものと、なかなか母岩から離れないものがあります。大きさは、やはり5ミリ前後のものが多いです。指の痛さも忘れて、拾ってはもみ続けました。結局、1時間以上拾い続けました。他の鉱山へ行く予定があったので、昼過ぎに切り上げました。そんなわけで、輝安鉱のほうはよくわかりませんでした。
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