グランドキャニオン国立公園と東部のレクレーション鉱山を訪ねて by  松村 剛



  一昨年に続き、グランドキャニオン国立公園観光とノースカロライナ州の観光鉱山を訪ねることにしました。その様子を報告します。





Grand Canyon

9月13日(土)     グランドキャニオン国立公園

   フラッグスタッフから2時間弱で到着。急ぐ旅では無いのでゆっくり車を走らせました。ただ景色は無味乾燥の大地ばかり。
 東のビジターセンターに車を止めて、まず近くのビューポイントに。雄大な浸食地形にフムフム。歩いて隣のポイントに移動しながら写真を撮りました。
  シャトルバスを乗り換えて、西の方のビューポイントに移動しました。こちらはがけが迫っていて迫力を感じました。 こちらでも歩いたりバスに乗ったりと、じゅうぶん景色を堪能しました。
  翌日はフラッグスタッフから東50kmにあるバリンジャー・クレーターを見に行きました。グランドキャニオンを見たせいか、大きさには驚かされませんでしたが、きれいな姿ではありました。お客さんも結構来ていました。
  
 
   
  
  



  


Cherokee ruby Sapphire Mine

9月19日(金)     チェロキー・ルビー&サファイア鉱山

  フランクリン(NC)の田舎町から北へくねくねした山道を30分行ったところにある観光鉱山です。
  午後1時前に到着。7,8人の人が取り組んでいました。簡単に説明を受けて開始。ちなみに料金は30ドルです。
  300メートルほど離れた場所からバケツに土砂を入れてトラックで運び、ザルを使って水洗いします。営業終了時間の4時まで作業を繰り返しました。
  結果、ルビー(ピンクサファイア―の疑いが強いものの、店の人が言うのだからそうしておきましょう)2カラット1個と同じ大きさのルチル2個が取れました。    
   
   












Masons Ruby Sapphire Mine

9月20日(土)     メイソン・ルビー&サファイア鉱山

  これまたフランクリン(NC)の町から西へ山道を30分行ったところにありました。
  午前10時に到着。先客は2組のカップル4人です。こちらは50m先の場所を掘ってバケツで運ぶのでうんと楽です。料金は同じく30ドル。 
   洗って調べたざるの中を店の人が最後にもう一度点検してくれます。プロとはいえその手際の良さには感服しました。 
   昼過ぎ、隣の女性が直径8ミリの6角形、長さ15ミリのきれいなピンク色したサファイアを見つけ、みんな集まって大喜びしました。2時過ぎまで私も頑張りましたが、直径2,3ミリのもの数個だけに終わりました。 
   最後に計量しに行くと気の毒に思ったのか、店のサファイア(直径7ミリ、長さ10ミリ)を一つプレゼントしてくれました。  
   もう一つ、今回採集したサファイアはほぼ六角柱状かその摩耗した形で、硬度から考えると、一昨年のサファイア鉱山で採集した物は研磨したサファイアを砂の中に混ぜている疑いが強いことが分かりました。   
   
  
  











Thermal City gold Mine

9月21日(日)     サーマルシティー金鉱山

   宿泊したフォレストシティー(NC)から北へ30分行った国道そばに鉱山はありました。
   今日は日曜日ですが、皆さん教会に行くでもなく、私が着いた10時にはせっせと機械を操作していました。川べりの色々なところでそれはされているようで機械音が聞こえてきます。
   まあ私は一人でパンニングを一時間あまり体験しました。


   今回の総括をすると「労多くして実り少なし」というところでしょうか。やはりハンマーで石を思いっ切り叩きたい!   
   



  
  




  
  




 (2014)



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